確実に「これは一生解らないな」と思うこと

 こんにちは。さつき台動物病院の院長 多田です。次期アメリカ大統領は4年ぶりに返り咲くことになったトランプに決まりました。狙撃で殺されそうになったり、78歳から82歳まで大統領職に就く事を考えると、彼が自己顕示欲の塊であったとしても何だかすごいパワーの持ち主であることは間違い無いと思います。

 

 トランプ大統領になると、再び世界が混乱に、、、、。みたいな記事もちらほら見かけますが、私としては2017~2020年のトランプ大統領の頃と2021-2024年のバイデン大統領の時とどちらが良かったのか全くわかりません。一つだけ言えるのは、後半バイデンはおじいちゃんでした。とにかく大統領無理じゃない?と思わせるおじいちゃんでした。その点いまのトランプじいちゃんはまだまだ何かやりそうな、やらかしそうなおじいちゃんです。

 

 私が「確実に一生解らないな」と思うこと、それは「リアルタイムでみた政治家の評価」

です。選挙にいかなくてはならない!と良く言われますが、全く解らないことを評価→投票なんてできるはずないと毎回思うのです。マニュフェストを読んだりもしますが、「こんなの無理じゃない?」とか「これはこれで実現したら、、、、他にしわ寄せが来るよな。」的な政策ばかりです。調べても解らない、考えても解らない、政治家の言ってることもいまいち信用できない、こんなおっさんが1票を投じて良いのだろうかと思う次第であります。

 

 テレビではわかった風な事が報道されてしまっているけど、実はコレって誰もわかってないんじゃないかと思うのです。いや自分は解っている!という人は、解ってないのに報道してるテレビに影響されているだけなんじゃないかと。それはアメリカ人も同じだし、そもそも金正恩に会いに行くというナゾの動きを見ると当のトランプも自分が何をやったら良いのか解ってないような気がします。コロナ対策のときもトランプを何をやったら良いのか解っていないようでした。選ぶ方も選ばれる方も何をやっていいか解らない。実は世界ってそんな感じで、とりあえず解っていることは腹が減ったら食う、眠くなったら寝る位な気がします。

 

 「99%の努力がなければ1%のひらめきは生まれない」「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄になる」エジソンの名言は2つの解釈がされますが、どちらにしても膨大な量の努力が必須なわけです。そんな中で、常に何かしなきゃいけないと思いながら色々やって、真っ当な事言って、時々やらかして、失言して叩かれて嫌われるという努力をし続けるトランプが、狙撃直後に「あっ!なんかやらんと!」と拳を上げたら、たまたま星条旗をバックに写真を撮られるひらめきを達成する現実を見ていると、政治家としてアメリカを1%のひらめきで再び偉大な国にしてくれるのは99%を努力に注ぎ込めるトランプなのだろうなぁとアメリカ国民が感じるのは当然だと思うのです。でも、色々やりすぎて嫌われがちではあるので、過去の評価が高い政治家には悪い評価も付きものなのは、99%の努力を背景とすると仕方ないのかもしれません。

 

 あきらめて、マスコミに左右されずとにかく何かやらかしそうな人に投票することにします。でも、今まで生で見た政治家で圧倒的にパワーを感じたのは鈴木宗男なんですよね。みなさんも一度機会があったら、ムネオに会いに行ってみてください。うまく表現できないけどすごいんですよ。